悪質・詐欺的プロバイダ営業の手口と対策 悪質業者の手口・対策

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時代は変わり、勧誘手口も変わる・・・(前編)

今回は私のブログにしては珍しく、今後の展望を考えていこうと言う記事です。


突然ですが皆さん、今年になってから突然「ドコモ光」や「ソフトバンク光」と言う言葉を耳にする機会が増えていませんか??
もちろんその他沢山の事業者が同様の事業を行っています。

これがどんな物なのか、皆さん分かりますか?
NTTコミュニケーションズのOCNや、Yahoo!BBとは何が違うのでしょうか。

答えを先に言うと、今年の2/1から始まった「NTT東西の光サービス卸売」により生まれてきたサービスです。

基本的に、固定インターネット回線というのは、回線提供事業者プロバイダの二つを契約し、初めて使えるようになります。
回線提供事業者と言うのは、NTT東西(フレッツ光)やKDDI(auひかり)のこと。
プロバイダというのは、OCNやYahoo!BB、そしてMOUやToppa!のことです。


今までは利用者が回線提供事業者・プロバイダ双方と契約をしていましたが、これからは回線提供事業者は接続サービス事業者と回線利用の契約をし、利用者は接続サービス事業者とのみ契約することが可能になります。


 例を挙げます。(分かりやすいのでソフトバンクを例にします)

従来であれば、利用者は回線提供事業者(NTT東西)と回線(フレッツ光など)の契約をします。
そして同時に、プロバイダ(Yahoo!BB)とプロバイダ契約も結びます。

これが今後は、利用者は接続サービス事業者(ソフトバンクモバイル)とのみ契約をします。
そして接続サービス事業者はNTT東西と回線利用の契約をします。

利用者としては、契約が分かりやすくなると言うメリットがあります。
接続サービス事業者としては、回線と一体化する事により、プロバイダの様に簡単に変更されない様になりますし、幅広いサービスの展開が可能になります。



さて、なぜこのブログでこのネタを取り上げたのでしょうか。

もちろん、悪質なプロバイダの勧誘に、大きな影響を与えるからです。
MOUやToppa!は「プロバイダ」です。
つまりOCNやYahoo!BBからは変更できますが、回線と一体となったドコモ光やソフトバンク光からは変更できないんです。

ドコモやソフトバンクも、随分とややこしいプランや囲い込みで色々と言われていますが、はっきり言います。
例え悪名高いソフトバンクであっても、MOUやToppa!よりは数段マシです。

そして、この流れはプロバイダのみ運営の各社としては、大きな危機です。
だって、騙して変更する対象となる相手が、どんどん減っていくんですから・・・

もちろん、彼らがこのまま引き下がる訳はありません。
今後どんな事が起きていくのか・・・長くなったのでまた次回記載をする事にします。 >
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MOUは勧誘に関係していないのか

私自身、色々なルートから情報を仕入れてこのブログを書いている訳ですが、
断片的に聞いた情報をネットで検索していくと、面白い繋がりが見えてきます。

私がこのブログで名前を出しているプロバイダの一つが、MOUです。
悪質な勧誘電話で有名ですが、MOUに苦情を言った事がある方っていますか??
きっとMOUからは
「代理店が行っている事であり弊社とは関係ありません」
と回答があったと思います。

定番の回答ですね。
でも、本当にそうなのでしょうか・・・


MOUの公式ページ内にある会社概要を見ると、
MOUの運営会社は「株式会社DEX(デックス)」と言う様です。
代表は「福岡 寛記」と言う方。

では、この「福岡 寛記」と言う名前を検索してみると、
一番上には「株式会社シンク」と言う会社の会社概要が出てきます。
事業内容の一番上にあるのは「コールセンター(アウトバウンド)」と言う物。

あ、アウトバウンドって言うのは電話の発信の事で、
一般的には営業や勧誘の電話をかける事業の事を言います。

じゃあ次は「株式会社シンク 求人」で調べてみました。
すると大手求人サイトの求人広告が出てきますが、そこに書かれている「仕事内容」はと言うと・・・

《コールスタッフ》
電話でお得なインターネットサービスをご案内するお仕事になります。
すでに同じインターネットサービスをご利用中のお客様に
今よりも確実に安くなるインターネットサービスになるのでとってもカンタンにご案内できます!


・・・これって、苦情が寄せられている
  電話勧誘そのまんまですよね・・・



同じ人物が代表者を務める二つの法人があり、
一つはMOUの運営を、もう一つはMOUの勧誘に非情によく似た事業を行っている。
本当に両者が関係無いと思いますか?

もちろん、同姓同名の別人の可能性も0ではありません。
株式会社シンクが行っているのが、似ている物の全く別のプロバイダの勧誘かも知れません。

結論は読者さんにお任せします。
ただ・・・私はこの商売を、誠実な商売とは思いません。


一応最後に言っておきますが、私は別に福岡寛記さんや株式会社DEX、株式会社シンクその物を非難している訳ではありません。
不誠実な勧誘が多く行われていて、それに悩む多くの方が居る状況を生み出している事を非難しているんです。

今やこのブログは「MOU プロバイダ」で検索すれば、googleで4番目に出てきます。
それだけアクセスする方が多いんです。
それだけ困ってる方が居るんです。

きっと関係者の方もこのブログをご覧になっていると思います。
どうかこの事実をごまかす方向ではなく、誠実な商売を行う方向に力を注いで下さい。
>

「設定は全部こちらでしますよ」の恐ろしさ

さて、みなさん「プロバイダの設定」と言うと、どんな作業を思い浮かべるでしょうか。

多くは回線工事の際に渡される資料やCD-ROMで設定したり、設定の人が自宅に来て設定すると思います。
一昔前には電気屋さんのパソコンコーナーには、各プロバイダの設定用CDが山のように置かれていました。

じゃあ、このブログで取り上げているプロバイダ達は、どうやって設定をするのでしょうか。
「電話で日時を決めて訪問?」「設定キットを自宅に郵送?」
そんな時間やコストのかかる事はしません。

だって時間を空けたら、実はプロバイダを変える必要が無い事がバレちゃうし、
ちゃんと知識のある人に相談されて、変更を止められちゃいますから。

彼らは詐欺同然の電話営業で契約を取り付け、その直後に遠隔操作で設定の変更をしてしまうのです。

プロバイダの設定は、分かる人には簡単な作業ですが、分からない人にはとても難解な作業です。
そもそも何の作業をするのかすら分かりません。

だから彼らは言います
「設定は全部こちらでしますよ」
「パソコンを起動して、最初に少しの操作だけで良いですよ」


なんて親切な人達なんでしょう(笑)
でもこれ、物凄く恐ろしい事をさせているんです。

彼らはまず「TeamViewer」と言うフリーソフトをパソコンに入れさせます。
このソフト、分かる人が使えば物凄く便利なソフトなんですが、分からない人は使う必要の無い・・・むしろ入れるべきではないソフトです。
これは遠隔操作される側に、遠隔操作する側の番号を入れる事により、遠隔操作をできるようにするソフトなんです。

これはつまり、あなたの両手を別の人の意志で操作されるのと同義です。

この遠隔操作で設定が変更されるのをただ見ている・・・もしかすると見ても居ないかも知れない。

突然電話をかけてきて、自らの身元も明らかにせず、詐欺同然の営業をかけてくる人に、そんな事はさせられますか??
私ならば絶対に嫌です。

プロバイダは大手ならば良いと言う物では無いですが、せめて身元のはっきりしている相手に頼む。
料金も対して変わらないんですから、そうするべきだと私は思います。 >

「安くなる」と言う言葉のカラクリ

前回の記事「電話営業の手口(MOU・Toppaと言うプロバイダにご注意を)」で、
電話営業をしてくるプロバイダの手口を紹介しました。

ここで一つ考えたいのは、彼らは「安くなる」と言っているが、
本当に安くなるのか??と言う事です。

結論を先に言います。
大半の人はプロバイダを変えても安くなりません

彼らの言い分はこの二つ
・大体みんな1500円/月の料金を払っている
・ウチは950~980円/月となる


確かに彼らの言い分通りならば、月々500~600円、年間では6000~7000円ほど安くなる計算ですね。
では、他プロバイダ料金を見てみましょう。
もちろんMOUやToppa!と同じ条件・・・つまりいわゆる「2年縛り」で比較をします。


まずは国内最大シェアのOCNから。
OCN.jpg


続いて2位を争っているbiglobeの料金。
biglobe.jpg


これはびっくり、ちっとも変わらないどころか、むしろ高くなる事もあるんですね。
つまり、彼らの言う事はウソなんです。
彼らは自分たちのプロバイダに関しては2年縛りを適用した料金で説明し、
他プロバイダに関しては2年縛りを適用しない条件で・・・
つまり自社に有利な条件で比較した物で説明しているんです。

でも、このウソをまんまと信じ、騙されてしまう人がたくさん居る。
何故でしょう。


理由は
多くの人は自分のプロバイダ料金を把握していない
と言う事に尽きます

多くの人は、インターネット料金を「全部で月額4000円くらい」と言う認識をしています。
この「全部で」と言うのがミソで、回線代・プロバイダ代・オプション料金を正確に把握している人は少ないのです。
彼らはそこにつけ込んできます。
「大体みなさん1500円位払っているんですよ、お宅もその位ですよね??」と言われ「多分その位」と言ってしまう。これが彼らの狙いです。


そしてもう一つ、決して無視できない要素が「違約金」の部分。
2年縛りで契約をして、途中で引っ越しをしたり、別回線に切り換える事になった場合は、必ず取られるのがこの違約金です。
この違約金、OCNでは最大9500円です。
Toppa!の場合も10000円、少しだけ高いですね。
でもMOUの場合は15000円・・・。5000円も余分に取られます。
月々の金額が変わらない上に、違約金だけは高くなるんです。

これを知って、わざわざマイナーなプロバイダに移りますか??
私は絶対に移りません。


もちろん、中には「ウチは実際に1500~2000円/月くらい払ってるよ」と言う人も居るでしょう。
でもね、そう言う人はわざわざプロバイダを変えなくても、今のプロバイダで2年縛りを適用すれば良いだけなんです。


はっきり言います。

彼らは急に電話をかけ、相手が準備できていない状態で話を進めます。
そしてあたかも安くなるかのような誤解を相手に与え、確認する間も与えずに契約を結ばせます。
契約を結んでしまえばしめた物、もしキャンセルと言われても割高な違約金を請求する・・・
キャンセルをされても、思いとどまらせても決して彼らは損をしないんです。

また、これは私の価値観ですが、これから何年も毎月お金を払い続ける契約を、書面での確認もサインも無いのに結ばせるなんて商売は、不誠実にも程があります。
本当に良い物であれば、他社と同じ条件で堂々と比較し、じっくりと客に選ばせるのが正しい商売のあり方では無いでしょうか。


もちろん、本当に魅力的だと思ったのならば、どんなプロバイダに移っても良いでしょう。
でも、せめて一晩はじっくりと他社と比較してから決めるべきですよね。 >
プロフィール

ジャック・スパイダー

Author:ジャック・スパイダー
現在横浜市在住。Web運営、携帯電話のサポート、ブロードバンドのサポートを経て、近々Web会社を起業予定。無知を利用した詐欺、親切心につけ込んだ強引な販売に嫌気がさし、少しでもそれを減らすために、ブログを開設。皆様のお役に立てるように致します。

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